鹿港の街並 - 2(鹿港、台湾)
写真解説
4. 復興路の擬洋風建築(看板建築)の町家群
清代末期から日本統治時代に掛けてつくらたもので、鹿港の表通りに、延々とこのタイプの街並が続いています。あまりメンテナンスはされていないようで、古ぼけたものがほとんどです。新らしく派手な看板がそこら中に突き出し、重なるために、街歩きしていると、建築自体は、地として沈み、意外に目立ちませんが、質量ともに価値の高いものが残されています。鹿港の観光案内は、伝統的建築物が主体で、地元では、この近代の街並は、まだ、あまり評価されていないようです。意識が希薄な分、その保存がいっそう急がれる建築群です。
交通
台北よりバスで3時間、台中駅よりバスで1時間半、彰化駅よりバスで40分。
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参考文献
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2007.02 日本語版の文章、写真+英語版の写真
Update
2012.04 写真の変更
2018.01 日本語版の写真+英語版の文章、写真
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