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道路と敷地の間の半階の高低差を利用したスキップフロアー形式の住宅。7つのレベルが、スキップフロアーにより、次々と連続して行く一つながり空間となりました。

ふつうの家のように階毎に断絶しておらず、家族の気配が伝わりやすく、家族のコミュニケーションのも水平+上下に、活き活きと飛び交います。

どこからも半階下と上の2つのレベルが見えることや、見上げると半階上の窓越しに空が見え、視線が遠くまで突き抜けていくことで、小さな家に大きな広がりを呼び込みました。

 

所在地 東京都町田市

延床面積  110 m2

構造 鉄筋コンクリート構造+鉄骨造地下1階+2階建

構造設計 大賀建築構造設計事務所

設備設計 明野設備研究所

設計協力 加藤弘行

施工 相模鉄建

 

掲載誌、書籍
2002.07. Lives 2002年夏号
2004.10. House Design(Daab, ドイツ)
2012.12. House & Houseing 101(designzens, 中国)

(左)夫婦の寝室から半階上の子供室と半階下の居間を見る。2つの階と空に視線が抜けるために、36平米の床面積とは感じられない。(右)子供室から半階下の夫婦の寝室と半階上のテラスを見る。 夫婦の寝室は、折戸で開閉できる。

道路と敷地の高さの差が半階あることを利用したスキップフロアーの住宅。外から見たときは、周辺の家から突出しないように、壁の位置やボリューム構成を、回りに合わせている。

道路側の正面から見た外観の昼景と夕景。玄関は、道路レベルにあり、半地下となる。コンクリートの擁壁の両側の低くなった部分が、敷地レベル。

コンクリート擁壁、ALC板、金網など、このあたりでよく使われている材料を使っているが、使い方を変えることで、街並から突出せず、それでいて、自律的な雰囲気をつくり出す。

道路と敷地の高さの差が半階あることを利用したスキップフロアーの様子を示す。全部で、7つのレベルからなる。各階からは、半階上と下の空間や空が見えるので、実際より、広く感じられる。家族のコミュニケーションも、水平方向だけでなく斜め方向にも発生し、いっそう活き活きする。

居間から半階上の夫婦の寝室と半階下の厨房を見る。

(左)厨房から半階上の居間と半階下の書斎を見る。居間の窓越しに空が見える。厨房の食卓は、ムクのサクラ板を使い、食卓の床面には、輻射暖房機を置き、食事時の足を暖める。(右)居間から半階上の夫婦の寝室と半階下の厨房を見る。

夫婦の寝室から子供室とロフトを見上げる。

子供室入口から、通路経由で、半階下の夫婦室と半階上のテラスを見る。

2階の子供室の勉強スペース。3人の娘は、自分だけの通路と洋服箪笥を持っているが、その奥で、共同の勉強スペースとなる。梯子を上ると、子供室ロフトスペース。

(左)2階の子供室の勉強スペース。(右)子供室の通路スペース。3人の娘は、それぞれ洋服箪笥の付いた通路を持っている。

子供室ロフトスペース。子供たちの就寝スペース。布団がむれないように、一部が、すの子床になっている。右手は、浮き床の布団置場。

道路レベルにある書斎。正面に階段と半階上の厨房が見える。