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昔から住み続けた家を建て直すにあたり、この家のシンボルだった2本のケヤキとカシの大樹を残すように、正方形の間取りが決まりました。

正方形の間取りは、中央部分の採光や通風の条件が悪くなるので、それに対応するように、大きな吹抜とトップライトのある階段ホールを、家の中央に配置しました。外周だけでなく、内部からも、それぞれの室内空間に光と風が入り、快適性を上げます。

階段ホールの回りは、1階と2階とも、部屋と通路をつなげ、回遊できるようになっています。

サーキュレーションにより、閉じた部屋が生まれず、家全体が、一つながりに結びつき始め、家族が、共用して活動できるスペースが増えました。

家族同士が思い掛けない接触をしたり、階段ホールに設けた開口部や隙間を通して、離れた場所の家族の気配が伝わり、家族のやわらかなコミュニケーションが生まれます。

 

千葉県柏市

延床面積 175.70m2

構造設計 佐野建築構造設計事務所

設計協力 加藤弘行

施工   柏誠建設

掲載誌
1993.08. 新建築住宅特集平成5年8月号

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